Natureの新編集長にMagdalena Skipperが就任

2018年5月2日, ロンドン 

150年近いNatureの歴史の中で初の女性編集長

Nature Communications編集長であるMagdalena Skipperが、長期間の選考過程を経て、Natureの新編集長に任命されました。Skipperは、149年の歴史を持つNatureの中で8代目の編集長であり、ライフサイエンス分野出身が編集長を務めるのはこれが初めてのことです。現Nature編集長のPhilip Campbellは、2018年7月1日をもって、新設されたSpringer Natureの編集長職に就くことになります。

Skipperは2001年の入社以降15年以上にわたり、Natureに従事してきました。これまでNature Reviews Geneticsの編集長、Nature Life Sciences部門のアソシエイト・パブリッシャー、Natureのシニア・エディターおよびチーム・リーダー、ネイチャー・パートナー・ジャーナルNPJの編集担当主任を歴任し、その責任と職務が大きくなるにつれ、幅広い役割を果たしてきました。一時我々のもとを離れて米国Altius生物医学科学研究所でサイエンティフィックコミュニケーション・出版ディレクターとして勤務した後、2017年に再入社し、Nature Communicationsの編集長を務めてきました。

Skipperは、次のように述べています。
Natureのリーダーシップを託されたのは、この上なく光栄であるとともに、非常に名誉なことです。科学の進め方や広がり方が大きく進化している時期にこの役割を担えることに、本当に心を躍らせています。科学分野の出版をリードしてきたNatureの伝統を引き継ぎ、非常に大きな関心を集める画期的な発見を世に広め、科学における透明性や多様性の促進といった重要な問題に関する言論を担っていくことを、とても楽しみにしています」

ネイチャー・リサーチのマネージングディレクター、Dean Sandersonは、次のように語っています。
「女性初のNature編集長が誕生したこと、そして、人材を広く探し求めた結果、ネイチャー・リサーチ内部からの人選になったことを、大変喜ばしく感じています。世界で最も引用件数が多いジャーナルであるNatureは、画期的な研究成果を出版することにおいて、また、そうした研究を大きな文脈の中に位置づける一助となるような分析や解説を科学者に提供するという点で、重要な役割を担っています。経験豊かで卓越性をひたむきに追求するMagdalenaは、NatureおよびNature関連誌を未来へと導く上でまさに適任です」

まもなく退任するNatureの現編集長Philip Campbellは、次のように話しています。
「MagdalenaがNatureの新編集長に選ばれたと聞き、これほど嬉しいことはありません。Magdalenaとは長年にわたり共に働いてきましたが、彼女がリーダーシップをとることで、Natureとその編集チームは大いに活気づき、成功を収めることになるでしょう。Magdalenaは、科学とサイエンスコミュニケーションに情熱を持ち、そのキャリアの中で一貫して研究コミュニティーと深く関わってきました」

Skipperは、英国ケンブリッジ大学で遺伝学の博士号を取得し、ケンブリッジのMRC分子生物学研究所で研究に携わった後、ロンドンの英国王立がん研究所(ICRF)で博士研究員として従事しました。Natureでは、革新的なENCODE Explorerの開発プロジェクトやEpigenome Roadmapプロジェクトに携わっています。これらのプロジェクトは、科学出版に関して従来の研究論文の枠を大きく広げたものです。Nature Communicationsでは、オープンリサーチを強力に推し進めました。

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