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シュプリンガーの各ジャーナル編集長が選ぶ必読論文を公開

新プロジェクト「論文が世界を変える」では、世界が直面する緊急の課題に取り組む研究を特集

2016年4月1日、東京 | ハイデルベルグ

T_ChangeTheWorld_WorldGlobe.jpg © BRAD / Fotoliaシュプリンガーは、新プロジェクト「論文が世界を変える: 2015年出版の必読論文」をスタートさせました。このプロジェクトでは、2015年にシュプリンガーが出版した論文のうち、エネルギー、食料、水、気候、社会的平等、医療・健康など、世界が直面する最も緊急性の高い課題に取り組む研究論文にフォーカスし、オンラインの特集ページにて公開します。紹介されているすべての論文は、2016年7月15日まで無料でアクセスいただけます。

シュプリンガーは本プロジェクトの発足にあたり、各ジャーナルの編集長に働きかけ、ジャーナルに掲載された論文の中から、世界が今日直面する最も切実な問題について取り上げ、人類や地球を守る上で有益な成果をあげている論文をひとつ推薦するよう依頼しました。その結果、研究者や今後の研究に影響力を与える多数の論文が集められました。プロジェクトの特集ページには現在、100編を超す最先端の研究論文が掲載されており、日本人研究者の論文も数編含まれています。

シュプリンガーのマーケティング・マネージャーであるUlrike Graiffは、次のようにコメントしています: 「私たちは、科学、技術、医学の分野で前例のない進歩を遂げる時代に生きています。しかし、同時に、人類の福利や環境を脅かす世界規模の大きな問題にも数多く直面しています。このたび、多くのジャーナルから『世界を変える』潜在性を秘めた論文が選出されたことを嬉しく思います。シュプリンガーは、人類が直面する課題に取り組むプロジェクトや研究者への支援を通じて、世界に変化をもたらしたいと考えています」。

特集には、地球科学・環境科学、生命科学・生体臨床医学、医学・公衆衛生学、社会科学・心理学・教育・哲学、化学・物理学・天文学・工学・材料学、経営学・経済学・統計学・数学・コンピューター科学など多岐にわたる分野の研究論文が掲載されており、すべて下記サイトでご覧になれます。

掲載論文例:

“Towards food security by 2050”

“On Patient Safety: Is There a Gun in the Home?”

“Citizen science: A new approach to advance ecology, education, and conservation”

シュプリンガーおよびシュプリンガー・ネイチャーについて

シュプリンガー・ネイチャーは、研究、教育、専門領域において世界をリードする出版社の一つであり、シュプリンガーなど、高い評価と信頼を得ている多くのブランドから成る革新的な製品やサービスを通して、高品質なコンテンツを提供しています。シュプリンガー・ネイチャーは、世界最大規模の学術書籍出版社であり、世界で最も影響力のあるジャーナルを多数発行しています。またオープンリサーチにおけるパイオニアでもあります。当社の50か国超に及ぶ従業員数は約1万3000人で、売上高は15億ユーロです。シュプリンガー・ネイチャーは、ネイチャー・パブリッシング・グループ、パルグレイブ・マクミラン、マクミラン・エデュケーション、シュプリンガー・サイエンス+ビジネスメディアの合併により2015年5月に誕生しました。詳細についてはwww.springernature.comをご覧ください。

詳細は、次の担当者までお問い合わせください。

川崎 理恵子

シュプリンガー・ネイチャー

Email: Rieko.Kawasaki@springernature.com

※本プレスリリースの原本は英語であり、日本語は参考翻訳です。

英語プレスリリース